言葉には、不思議な力があると思ったことはありませんか?
「ふぅ」と息を吐いた瞬間に、少し気持ちが楽になったり、
「ありがとう」と言われただけで、なぜか胸が温かくなったり。
実はそのひとつひとつには、目には見えないけれど、確かな“力”が宿っています。
古くから日本人が大切にしてきた「言霊」の世界には、現代人のストレスを和らげ、幸せを引き寄せるヒントが詰まっているのです。
- 心と運気を整える言霊の働き
- 桜に宿る“幸せ”の意味と、お花見の本当の由来
- 人間関係や人生に“いい流れ”を引き寄せる言葉の使い方
- ストレスやモヤモヤを一瞬で軽くする“音”の力とは
- 日常で簡単に使える、言霊を活かしたセルフケア法

今日も頑張って一緒に学んでいきましょう。
この授業は10分程度で読むことができます。
◆ 音と形の不思議なつながり「ブーバとキキ」
「この図形はブーバ?キキ?」と聞くと、世界中の98%の人が、曲線を「ブーバ」、ギザギザを「キキ」と答えるそうです。
これは、言葉の音の響きと形が、私たちの身体感覚とつながっていることを示しています。
例えば「キ」は、口の中で最も狭く尖った発音のため、尖った形を連想しやすいという分析も。
また、幼い子どもが驚いた時に「わぁ」と言ったり、青空を見て「あぁ」と声を漏らすのも、言葉以前の音の“感覚”によるものなのです。



柔らかい言葉、きつい言葉、良い方も有りますが、選ぶ言葉よっても相手に伝わる印象が違うということですね。
◆ 一音一音に宿る“周波数”の力
日本語の50音は、それぞれが異なる周波数=エネルギーを持っており、それが言霊の力となります。
音はただの音ではなく、心身とつながった「働き」や「方向性」を持つのです。
言霊研究家・山下弘先生の著書によると、一音には意味や力が宿っており、そのエネルギーを意識的に使うことで、心身のバランスや人間関係を整える助けとなるといいます。
◆ 桜に込められた“幸せのエネルギー”
「さくら」の“さ”は、古来「幸(さち)」を表す音。
山の神様=“さの神”が、春になると山から里に降りてくる…その合図が、桜の開花でした。
花が咲く=幸せが届く
花が散る=幸せが一斉に広がる
だから桜は早く散る。
それは、日本人が信じてきた“分かち合う幸せ”の象徴だったのです。


◆ 今日から使える!幸せを呼ぶ3つの言霊
① 「ふ~」:ストレス浄化の言霊
「ふ〜」と深呼吸することで、ネガティブな感情を外へ吐き出せます。
部屋のほこりのように、気持ちの汚れも日々の浄化が大切です。
気分が乗らないとき、なんだか重い気持ちがあるとき…
そんなときは、声に出して「ふ〜」と深呼吸してみてください。
「ふ」には、ネガティブな感情を“吹き飛ばす”浄化の力があります。
この「負」の言霊が、自分自身を軽く整えてくれるのです。
「ふ」は「服=幸福」にもつながる、心身のデトックスワードです。
② 「ありがとう」:希望を呼び込む言霊
「ありがとう」と口にするだけで、なぜか気持ちが前向きになる。
この「あ」には“始まり”のエネルギーが宿っていると言われています。
iモード、アイボ、明日…。新しい動きは、いつも「ア」で始まるのです。
「ありがとう」が増えると、人生に希望と動きが出てきます。
逆に、言えない時は、気持ちも停滞しやすくなります。
③ 「お疲れ様」:人も運も集める言霊
日常でよく使う「お疲れ様」も、実は深い意味を持つ言霊。
「つ」という音には、「人や物が集まる」という意味があり、
「お疲れ様」は、“あなたに良いものがたくさん集まりますように”という祈りの言葉なのです。
相手の幸せを願うこの言霊は、巡り巡って自分にも幸運を運んでくれます。
まとめ
言葉はただのコミュニケーションの道具ではなく、心とエネルギーを動かす力を持っています。
古代の日本人が大切にしてきた“言霊”の智慧を、現代に生きる私たちも暮らしに取り入れることで、もっと楽に、もっと幸せに生きられるかもしれません。
今日からぜひ、あなたも「ふ~」「ありがとう」「お疲れ様」を意識してみてください。
一言メッセージ



言葉には、あなたの未来を動かす“波”が宿っています。
今日も心を込めた一言が、あなたと誰かを癒しますように。
コメント