
今回の超開運⤴行動学は、
「子育てに悩むお母さんお父さん」
「部下を育てたい上司」
の方々におススメの内容となっています。
信じてくれる人がいる──それだけで、人は驚くほど変わることがあります。
でも本当に大事なのは、「自分が信じてもらえる存在になること」。
今回は、長年師匠から叱られ続けた崔さんが、「変わったのは自分だった」と気づいた瞬間、そしてそこにある“ピグマリオン効果”と“ゴーレム効果”という2つの心理効果について語られた話を通して、「信頼と期待」が人をどう育てるのかを紐解きます。
- 「ピグマリオン効果」「ゴーレム効果」とは何か、その違い
- 叱ると怒るの違い、そして叱られ上手になる
- 子供、部下への上手な育て方



今日も頑張って一緒に学んでいきましょう。
この授業は10分程度で読むことができます。
出典:相手の態度は変わってないのに、変わったように感じる?!【ピグマリオン効果とゴーレム効果】/ 100日マラソン続〜1570日目〜
ピグマリオンとゴーレム、初めて聞く方へ
ピグマリオン効果とゴーレム効果。
この2つの言葉、初めて聞いた方も多いかもしれません。
実はこの言葉には、信頼と期待の“力”が隠されています。
崔さんの話の中で語られたのは、長年の師匠との関係の中で気づいた「自分自身の変化」。
叱られ、反発し、それでも変わらず接してくれた師匠の姿勢は、まさにピグマリオン効果そのものでした。



ピグマリオン?
珍獣?みたいな?
叱ると怒るの違い、あなたは分かりますか?
「叱る」と「怒る」。
似ているようで意味は全く違います。
叱るは理性から。
怒るは感情から。
師匠は一貫して叱ってくれていました。
それに対して、自分は反発し、「自分は間違っていない」と思い続けていた──
つまり、学ぶ姿勢がなかったのです。



この話は、、私には耳が痛いです。
まさに、私の事を思って言ってくれた上司、妻たちに「けど自分は間違っていない。自分は悪くない」という思考にすぐなってしまっていました。
まさに、「自分が正しい」という思いから学ぶ姿勢が足りなかったのです。。。
変わったのは師匠ではなかった、自分だった
ある日、気づいたのです。
「あれ、最近師匠って優しいよね」と言ったら、
師匠はこう返しました。
「私はずっと変わってないよ。変わったのは、あんたなんだよ」
叱られても素直に受け入れるようになったのは、
自分がようやく「学ぼう」という姿勢を持てるようになったから。



思考が変わると現実が変わるという現象ですね。
ピグマリオン効果とは?〜信じる力が人を育てる〜
ピグマリオン効果とは、「相手を信じ、期待し続けることで、相手の能力が引き出されていく」心理効果のこと。
まさに師匠がしてくれていたこと。
そして、今、子どもたちにも同じことが起きている。
宿題しろと言わなくてもやる子どもたち。
テストで高得点を取るのも、親が「あなたたちならできる」と信じているからこそ。



「期待」は自分への期待をしていて初めて、子供に期待できます。
自分にはできないと思っていて、子供に期待だけ求めると、「裏切られた」という感情が芽生えてしまいます。
「私も出来たから、あなたも必ずできるよ」と優しく期待してあげてくださいね。
期待と応援の違いについては、以下の記事を良かったら参照してくださいね。


ゴーレム効果とは?〜「どうせ無理」が育てる未来〜
反対に、「どうせあの人はできない」「私には無理」
この思い込みこそが「ゴーレム効果」。
相手を信じず、期待しない態度は、相手のやる気と可能性を奪ってしまう。
これは職場でも家庭でも同じ。
そして、もっともやってはいけないのは「自分に対して」それをやること。
「どうせ私なんて…」
その言葉が、自分の成長を止めてしまう。



I can do it!(私はできる!)
You can do it! (あなたはできる!)
私の好きな言葉です。


まとめ
- ピグマリオン効果とは「信じて期待し続けること」で相手の可能性を引き出す力。
- ゴーレム効果とは「期待しないことで能力を封じてしまう」負の心理効果。
- 長年変わらずに信じてくれる人の存在は、自分を大きく育てる土壌になる。
- 学ぼうとする姿勢こそが、関係性を変え、人生を変えるきっかけになる。
- 自分への信頼と期待を持つことが、他者との関係にも大きく影響する。
一言メッセージ



「信じてくれる人がいる幸せに気づいたら、今度はあなたが誰かを信じる番かもしれません。」


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