
今日の授業を読んで欲しい人は
自業自得(徳)の新たな考え方を知りたい
どうしても許せない人を許せる方法を知りたい
という疑問を解決します!
お盆やお彼岸は、ご先祖様に感謝を伝える大切な時間です。
しかし、普段から些細なもめ事や大きな遺産相続などで家族が揉めてしまうことも少なくありません。
今回のお話では、ある家族の遺産相続の問題から、「自業自得」という言葉を“徳”として再解釈し、日々の行いが未来にどう影響するのかを考えます。
- 「自業自得」を“悪い意味”だけでなく、“徳”として捉えるプラスの視点
- 言葉や行動が未来の自分や家族にも返ってくるという教え
- 良い行為、悪い行為の判断方法とは?



この授業は10分程度で読むことができます。
今日も頑張って一緒に学んでいきましょう。
出典:お盆だから知っておいてほしい【自業自”徳”】とは / 100日マラソン続〜1585日目〜
お盆に思い出す「自業自得」の本当の意味
お盆やお彼岸になると、私は必ず思い出す言葉があります。
それは「自業自得」。
多くの人は“悪いことをしたら自分に返ってくる”という意味で捉えがちですが、私の師匠は違いました。
「得」という字を「徳」に置き換えて、「良いことも悪いことも自分に返ってくる」と教えてくれたのです。
しかも、その“良いこと”とは、ご先祖様が喜ぶ行いのこと。
逆に“悪いこと”とは、ご先祖様を悲しませる行いのこと。



自業自得の新しい考え方ですね!
「徳」を積みたいけどどうしたらいいか分からない方必見です。
ポイントは、「ご先祖様が見ている。どうしたら喜んでくれるかな~」
ですね!
徳を積む生き方
師匠はこうも言いました。
「“ついてる”っていうのは宝くじが当たることじゃないよ。
何気ない日々が続くこと、それ自体がご先祖様に守られている証なんだ」
日々の暮らしが当たり前ではないと気づき、そのありがたさに感謝すること。
それが徳を積むということです。



「徳」を積むという事は自分だけでなく、「家徳」となって子供や孫がその「徳」に守られる人生を送ることもあるそうです。
私たちが何気ない日常を過ごせるのも両親やご先祖様の「家徳」があったからかもしれません。
そう思うと、自然とご先祖様への感謝はもちろん、子供や子孫に「家徳」を残そうと考えてしまいますね!
遺産相続で見えた心の在り方
ある年末、遺産相続でもめている長男さんが相談に来られました。
ご両親の面倒を見てきたのは彼でしたが、弟妹が「不公平だ」と言い出し、裁判になりかけていました。
私は「財産放棄するか、分け合うかです」とお伝えしました。
最初は納得されませんでしたが、数か月の説得の末、長男さんは放棄を選びました。
すると、不思議なことに、その1年で彼の4人の子ども全員が結婚し、家庭を持ち始めたのです。
「放棄したおかげかもしれませんね」と笑っていましたが、弟さんの訃報を聞いたとき、つい口にした「ざまあみろ」という一言が自分の両親やご先祖様を悲しませる“業”になると気づき、反省されていました。


言葉も行動も未来を作る
どんなに良い行いをしても、後で誰かをけなす言葉を言えば、それは業になります。
逆に、ほんの一言でも相手を喜ばせることができれば、それは徳になります。
ご先祖様の立場になって「この言葉を聞いたら喜ぶか、悲しむか」を考える時間は、私たち自身や家族を守る行動につながります。



どうしようか迷った時、カッとなって怒りを感じた時など、一瞬でご先祖様を考えられたら最高ですね!
私はまだまだできません…
おわりに
お盆やお彼岸は、形だけの行事ではありません。
ご先祖様を喜ばせる“徳”を日常の中で積むことが、巡り巡って自分や家族の未来を豊かにします。
今日の一言、今日の一歩が、未来のあなたと子どもたちを支える徳になりますように。


一言メッセージ



ご先祖様は、私たちの日常の中の小さな行いも見ています。
今日の一言が、未来のあなたと家族を支える“徳”になるように。
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