四神（しじん）とは

中国の古い天文・風水の考えから来た四つの守り神（四方の守護獣）です。
家や土地を方位ごとに守り、健康・出会い・発展などそれぞれ違う「役割」を持ちます。
風水やインテリア、祈りの習慣でよく使われます。

簡単な早見（方向・色・イメージ・意味）

• 東 — 青龍（せいりゅう / 青龍）
  • 色・イメージ：青／緑、川・流れ
  • 役割：出会い・発展・仕事運を呼び込む
• 南 — 朱雀（すざく / 朱雀）
  • 色・イメージ：赤、広がる空や水平線、炎のようなイメージ
  • 役割：名声・未来・好機を拡げる（表に出る運）
• 西 — 白虎（びゃっこ / 白虎）
  • 色・イメージ：白・銀、街並み・丘、鋭さ・行動力
  • 役割：仕事・財運・家運の発展を支える
• 北 — 玄武（げんぶ / 玄武）
  • 色・イメージ：黒・濃紺、山や盾、亀＋蛇の姿で守りが堅い
  • 役割：健康・家族の安定・防御（寒さ・厄除け）

覚え方：青→東、朱（赤）→南、白→西、玄（黒）→北

初心者がすぐできる使い方（実用的）

1. 家の方角に合わせて絵や写真を飾る
   • 北に山の絵（玄武）、東に川や滝の写真（青龍）、南に海や広い空（朱雀）、西に街並みや丘の写真（白虎）。
2. 小さな置物やアートを取り入れる
   • 大げさにしなくてもOK。方角に合わせた小さな絵や写真で十分効果を感じる人が多いです。
3. 清潔に保つこと
   • ほこりや汚れが溜まると効果が薄れると考えられるので、飾った場所は時々拭きましょう。
4. 目的をはっきりさせる
   • 「家族の健康を守りたい」「仕事運を上げたい」など目的に合わせて、対応する方角を優先すると良いです。

よくあるQ & A（簡潔）

• 漢字を書いて貼るのと、絵を飾るのはどっちがいい？
  → 誰かが来る家なら絵や写真のほうが自然。漢字を使うのは伝統的だけど人に驚かれることも。
• 四神は必ず全部そろえないとダメ？
  → いいえ。まずは一番改善したい方角（目的）から始めるのが現実的です。
• 効果はどれくらいで出る？
  → 個人差あり。感覚的な変化を感じる人もいれば、じわじわ変わる人もいます。日常の小さな習慣と合わせると実感しやすいです。