今日のお話はお坊さんユーチューバー「泉チャン」のお話(後編)です。
聴いて親としてハッとさせられたこと、子供たちにも聴いてもらいたいことがたくさん詰まった、濃い熱血講演です。
今YouTube等ネットで無料でこういったお話が聴くことができる時代です。
昔は誰も教えてくれなかった(聞いても学ぶ意志が無かったのかもしれないが)が、今は自分の意志で選んで、学んで、行動していくことができる時代。
SNSで汚い情報や言葉を浴びないでください。
綺麗な言葉を浴びてください。きっと綺麗な心と体ができあがるはずです。
自分の今と未来を変えられるのはあなただけです。
知ること”で自分を守る強さと選択肢を持ってほしい。

後半戦を一緒に読んでいこう!(前編は以下のリンクから)


出典:大人こそ聞きたい~心と金とS●X~悩める人生が180度変わる72分の熱血講演
お金について~お金を稼ぐこと~
お金持ち=悪? それ、ただの“洗脳”かもしれません
日本のアニメやドラマでは、「貧乏で苦労してる人が正義」「お金持ちは嫌なやつ」と描かれることが多いですよね。
たとえば『ドラえもん』のスネ夫は嫌な金持ちキャラ。
『鬼滅の刃』の炭治郎は貧しくも心優しい正義の象徴。
でも、アメリカの映画を思い出してみてください。『アイアンマン』のトニー・スタークや『バットマン』のブルース・ウェインは、莫大な財産を持ちながら人助けをするヒーローです。
お金を持っていることは、悪ではありません。
むしろ、「社会の役に立つことができる人」になるために、経済的な力は大きな武器になります。
ファーストクラスの存在が、エコノミークラスの旅費を下げてくれている?
お金持ちがたくさんの人に貢献していることが分かる「飛行機のファーストクラスはずるい?」の話が分かりやすい。
ファーストクラスの人が高額な料金を払うことで、エコノミークラスの人たちは格安で同じ目的地に行けている。
つまり「お金をたくさん払う人」が飛行機代に限らず、社会全体も支えているという事実も知っておきたい視点です。
お金の勉強をしていない人は
「お金持ちはたくさんスペース使ってずるいよね!」
「全部エコノミーにしたらたくさん乗れるのに」
と考えてしまう。
エコノミー料金だけだと飛行機を飛ばすための経費を賄えなくなり、結果、エコノミークラスの人達が高い費用を払うことになってしまう。
税金のからくりと背景
税金についても同じことが言えます。
お金を稼いでいる人達が、税金の仕組みによりたくさん税金を納めることになる。
結果、お金持ちの人達の払う税金のおかけで社会は成り立っているし、安全に暮らすことができている。
それを知らずに「お金持ち」や「お金を稼ぐ人、会社」を悪者扱いしたり、不平不満を言ってしまったりするのは「勉強不足」だからです。
テレビやインターネット情報を見て不平不満を言う親より、「お金を稼ぐ人、会社のおかげ様で社会が成り立っているんだよ」と親が子にいうだけで、その子の人生が思考が豊かになるのは間違いないと思います。



最近は地方の花火大会も有料席が多くなってきているね!
それも同じ原理です。
綺麗な花火を見て、ひとりでも多くの子供たちが喜ぶことができるのはお金持ちの人達、企業のおかげなんですね。
お金の使い方は、失敗して学ぶもの
食費や保険料みたいな「必要なお金」は、ちゃんと貯めておかないとダメです。
でもね、それ以外のお金は、若いうちはどんどん使いなさい。
そうしないと、お金の使い方って覚えられないんだよ。
たとえば包丁。使わないと分からないでしょ? 一回、指でも切ってみないと。
「痛っ!」って思って、初めて「ああ、人に向けちゃダメなんだな」って分かる。
それと一緒に、優しさも手に入る。だから、包丁も、お金も、使ってみなきゃダメ。
中学生のうちは、無駄なものでも買ってみなさい。必要だと思ったら買って、失敗してみなさい。
そしたら「二度と買わない」って学べる。
逆に「買えばよかった、買えばよかった」ってずーっと後悔して、将来もっと大きな失敗をするんです。
だから、今のうちにちっちゃく失敗しときなさい。
お金はね、喜ばれる使い方をしてもらいたいんです。
お金を払うってのは、「ありがとう」っていう気持ちと一緒じゃないとね。
「お客様は神様です」は間違い?
よく聞くでしょ?「お客様は神様です」って。
でも、あれは芸人さんが言った言葉。
商売の現場で使うべき言葉じゃないんです。
たとえば、砂漠で喉カラカラの人がいたとする。
そこに水を売ってたら、「1000円で買わせてください!」って喜んでお金を払うでしょ?
それが商売なんです。「ありがとう」と一緒にお金を払うのが、正しいあり方。
タクシーに乗るときもそう。
雨の中、ずぶ濡れで荷物を抱えて乗ったとき、「ありがとうございます」って言ってお金を払うでしょ?
つまり、お金を払うってのは「ありがとうの対価」なんです。
お金持ちってのはね、「ありがとう」っていっぱい言われてる人なんです。
だから、これからお金持ちになりたい人は、「どうやって稼ぐか」じゃなくて、「どうやったら人に喜ばれるか」を考えてごらん。
「成績が2なんです…」って気にする子もいるけど、いいじゃない。
それでも、人に喜ばれることを考えられたら、それは立派な仕事になるよ。
お金も稼げるし、尊敬もされる。



たしかに!「円=ありがとう」と読むと聞いたことがあるね。
言葉にすること、夢を語ることの大切さ
夢は語るべきだと思う。
作家になりたいって言ったら、「うちのじいちゃん本出したことあるよ」って人が出てくるかもしれない。
言葉にしないと、その縁が結ばれない。
たとえば、TikTokやYouTubeで自作の曲を発信して、今やCMに出てる歌手もいる。
あれも、言葉にしたから現実になったんです。
周りの友達は、自分が発した言葉の結果
「最近悪い友達ばっかりでさ…」っていう子もいるけど、それは自分の言葉のせいかもしれない。
先生の悪口を言ってたら、同じように悪口言う人が集まってくる。
逆に「こんな将来になりたい」って言ったら、「じゃあ一緒に頑張ろう」って仲間ができる。
つまりね、「今の友達」は「自分が発してる言葉の鏡」なんだよ。
それを1つのバロメーターにしてごらん。



あ~確かに!
悪口言っていると悪口仲間ができて、いつも悪口言ってしまっている!



仏教用語で言う「因果応報」だね!
悪口、愚痴、不平、不満はできるだけ減らしていこう!
優しさを持つために~優しくなれない瞬間とは?~
人が優しくなれない時って、2つあるんだ。
1つ目は、「情報不足のとき」。
知り合いのシングルマザーの話をし、失敗じゃなくて「幸せの選択」で離婚したことだって知ってた。
だけど、それを知らずに批判する人がたくさんいた。
つまり、正しい情報がないと、人は優しくなれない。
そしてもう1つ。人が優しくなれないのは「う○こ我慢してるとき」。
笑うところだけど、要するにね、「心と体に余裕がないとき」は優しくなれないってこと。
だから、そんな時は、寝なさい。
睡眠不足は、心と体に余裕をなくします。あと、水分もちゃんと摂ってね。
判断を誤らないために、正しい知識と余裕を
たとえば駅のホームでサラリーマンにぶつかられて、「なんだアイツ謝りもしないで!」って思ったとする。
でもね、その人が実は脳梗塞でフラフラしてて、後で倒れて亡くなったとしたら…?
ちゃんと知識があったら「脳梗塞かもしれない」って気づいて、救急車呼べたかもしれないよね。
あるいは、スーパーで若いお母さんと小さな男の子が出てきて、ママがタバコ吸ってたら「なんだあの親」って思うかもしれない。
でもね、そのお母さんだって、きっとその人生で必死に生きてきたんだよ。
見た目だけで判断しちゃいけない。



たしかに、勝手に考えて、勝手に怒ってしまったり、判断してしまったりしていることが多いかな。
正しい情報が無い状況で、勝手な判断はしないように気を付けよう!
「いじめられている君へ」〜それは、君だけの“才能”かもしれない〜
「いじめなんてないよね⁉」——そんなふうに信じたいけれど、正直なところ、どこにでも“いじめ”はあるんです。
大人の世界にも、お坊さんの世界にも、ある。
悲しいけれど現実です。
でも、今日この講話に来てくれた中には、もしかしたらいじめられている子がいるかもしれません。
ありがとうね、来てくれて。本当に助かったよ。
生きてくれて、ありがとう。
いじめの「原因」って?
「いじめに原因があるなんて、ひどいこと言わないでください」って言われるかもしれません。
でも、実はね、人と違うことって、生き物としての本能が“恐れ”を感じる原因になるんです。
たとえばコロナにかかると、体が異物を攻撃して熱を出しますよね。
同じように、人間も「自分と違うもの」に不安を感じる。
知らないものが怖い。
だから、排除しようとする。
これは人間の本能なんです。
「みんなと違う」は、“ラッキー”かもしれない
いじめられているのは、あなたが「みんなと違う」から。
でもそれって、実はすごくラッキーなことなんだよ。
人と違うっていうのは、才能であり、個性です。
たとえば、目が大きすぎるって「デメキン」ってからかわれていた今田美桜ちゃん。
でも今はその大きな目が「魅力」って言われて、女優さんとして大活躍してるでしょ?
「特徴」が「武器」に変わる時
● コミュ障だと思ってる人
→ 実は、人に気をつかえて、余計なことを言わない優しさの持ち主。
→ 集中力があるから、研究職・クリエイター・作家などで活きる。
● 太ってることを気にしてる人
→ 細木数子さんやマツコ・デラックスさんのように、人の相談に乗るような仕事で「安心感」を与える存在に。
● アニメ声・オタク声ってバカにされた?
→ それ、声優という職業で活かせる立派な「個性」だよ!
「学校」は、君の「取扱説明書」を見つける場所
君が何に向いていて、どんな特技があるのか。
それを見つけるのが、学校という場所なんだと思います。
文部科学省のカリキュラムがあって、みんなに木登りさせるような教育があるけど、
中には魚のような人間もいるし、鳥のような人間もいる。
だったら、無理に木に登らなくていい。
自分が“水の中”が得意だとわかったら、卒業後に海に向かえばいいんです。
応援できる大人になろう
親や先生が今の時代を知らないと、子どもたちの可能性にストップをかけてしまう。
ゲームばっかりして…なんて叱られても、今やeスポーツで食べていける時代です。
年収だって上がってきています。
世の中は変わっている。
大人も学び直す覚悟と行動が必要。
最後にいじめられている君へ。
いじめられていることがあれば、それは「あなたの特徴」であり「才能の芽」です。
平凡な人には見えない“光”を、君はすでに持っている。
だから大丈夫。
安心して、自分のままで生きてください。
その“違い”こそ、君だけの宝物だから。
後編のまとめ~学ぶことを辞めない!学ぶことで人生の幅を広げよう~
この講話は、どれも「思い込みを壊す」話ばかりでした。
- 勉強=知識で選択肢を増やすこと。
- やさしさ=正しい情報を得ることを意識する。
- お金持ち=悪というイメージは、刷り込まれた偏見。
- お金を持つことで、社会に貢献できる。
- いじめられている=あなたの他人より抜き出た特徴を生かすチャンス。
そして大事なのは、「誰の人生を生きるのか?」という問い。
答えは一つ。「自分の人生を、自分で選んで生きる」ということです。



学ぶことがたくさんありすぎてお腹がいっぱいですね!
ゆっくり消化していきましょう。
何回も読み直して、学び、考え、行動していきましょう!
超開運⤴行動学に繋がって開運⤴しましょう。
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